飛鳥寺(飛鳥大仏)

飛鳥寺(法興寺)は蘇我氏の氏寺として6世紀末から7世紀初頭にかけて造営されたもので、明日香村豊浦の豊浦寺と並び日本最古の本格的仏教寺院です。588年に百済から仏舎利(遺骨)が献じられたことにより、蘇我馬子が寺院建立を発願し、596年に創建されました。本尊の飛鳥大仏も、現存する日本最古の大仏といわれています。605年に建造が始まり、606年(609年という説もあり)したものです。今から約1400年も前のことですね。

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その後、落雷などにより本堂が焼失し、修復が施されていますが顔の一部,左耳,右手の中央の指3本だけは当時のまま残っているそうです。