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第３次明日香村整備計画は、平成１２年９月２８日、内閣総理大臣の同意を得て県が作成し、平成１２年度から平成２１年度までの１０カ年計画で、登録された事業数は６６事業、予定事業総額は約３３１億円である。
平成１２年度から１５年度において、県、村事業を合わせて、４ヵ年の事業費総額は約９８億７０百万円、全体事業費の２９．８％の進捗率を見込んでいる。
また、計画の円滑な推進を図るため、庁内に「明日香村整備計画推進庁内連絡会議」を設置して関係部局との連絡調整及び情報交換に努めており、さらに、国・県・村の関係機関の連携確保を図るため、平成１５年６月９日に「明日香村整備計画推進連絡会」を設置し、事業の円滑な推進に努めているところ。
今後とも、魅力ある明日香村の実現を目指し、地元の協力を得ながら、村及び国と密接に連携を図り、第３次明日香村整備計画の着実な推進に努めてまいりたい。
高取バイパスは、一般国道１６９号に集中する交通を分散し、現国道の慢性的渋滞の解消、交通環境の改善、利便性の向上及び交通安全の向上を図るため、平成１０年度に事業着手したところであり、これまでに地元説明を行うとともに調査・設計・用地測量を行った。
当地域は地籍が混乱しており、境界確定など地元の協力が不可欠であることから、町とも連携しながら、今後とも、用地買収を進めるとともに、できるだけ早期に事業効果が発揮できるよう努めてまいりたい。
なお、平成１５年度は、用地買収に努めるとともに、用地買収を行ったところから一部工事着手も行っているところ。
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国道１６９号高取ＢＰ ５４０百万円
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明日香村は、全村が特別保存地区に指定され買い入れ対象となっており、第２種保存地区については、１４年度末の未処理は３３件５．２ｈａであり、１５年度中に１８件２．６ｈａの買い入れ予定となっています。
１６年度においても、国に対して予算の確保を要望するなど、早期の買い入れに努めてまいります。
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歴史的風土保存買収事業明日香第２種地区 ４２０百万円
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明日香村神奈備の郷川づくり整備計画につきましては、平成１２年度より事業化し平成１４年度から用地買収に着手しています。現在は、事業用地の確保、平成１６年度から用地買収の完了した箇所について文化財発掘調査に着手する予定。
ふるさと農道緊急整備事業高市地区は、平成６年度から着手しているが、用地買収が難航し、計画どおりの進捗が図れていない。
早期完成を目指して、問題の解決に向けて今後とも地元の格段のご協力、ご支援をお願いしたい。
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ふるさと農道緊急整備事業高市地区 ８２百万円
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史跡高取城跡については、平成元年から５年にかけて石垣の修復、園路整備等を実施し、平成１０年の台風７号による倒木及び石垣の崩落被害についても平成１０年度から１２年度にかけて災害復旧事業を実施したところである。
史跡高取城跡は、８．３ｈａ以上の広範囲に及ぶ貴重な近世山城の遺構であり、その保存と整備にあたっては総合的な整備計画が必要であり、平成１２年度に高取町において「史跡高取城跡及びその周辺地域整備基本構想」が策定されている。
この基本構想を具体化するための「整備基本計画」の策定が進められるものと認識しており、引き続き史跡高取城跡の整備について高取町に協力してまいりたい。
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