後援会だより

秋号 第28号

平城遷都1300年記念事業

平城遷都1300年記念事業<3つの取り組み>
 西暦2010年、平城遷都1300年という大きな節目の年を迎えます。
平成11年、2010年委員会が設立されて以来、「基本理念」、「事業構想指針」、「マスタープラン(事業構想)」が策定されてまいりました。
そして今回、平城京の時代の歴史を手がかりに、文化の多様性を尊重する国際的な動きをつくり出し、西暦2010年、世界の人々が多様な文化を理解し認識しあえる場となる「歴史文化の祭典」を世界遺産平城宮跡を中心に開催すること、さらに、その成果を継承して、長期的視野から「歴史・文化国際交流ゾーン」の形成をめざすことなどを主な内容とした事業計画が策定されました。
この事業を、県民として誰もが身近なものに感じていただきたく、事業計画の概要を掲載いたします。
「歴史文化の祭典」の開催
語る 国際的な対話と交流
歴史・文化をテーマとした集い
楽しむ よみがえる平城京
子どもと考える歴史と未来
奈良の歴史・文化や自然との出会い
大極殿院を活用した新たな文化創造
東と西の歴史観
新たな交流・祝祭空間
つくる 参加・交流と連携でつくる記念行事
西暦2010年に、世界遺産平城宮跡を中心とする奈良県内全域を会場として国際的なイベントの開催を目指します。さまざまに異なる歴史文化を知り、語り合い、文化の多様性が人類共通の豊かさであることが実感できる場や機会を提供します。
文化の多様性を尊重する国際的なムーブメントづくりの提案

日本の歴史文化の中に、現代の国際社会が必要とする異文化共存や多文化融合といった異質なものを尊重する考え方が見出せることから、ユネスコ等の国際機関や国に対して、文化の多様性を尊重する国際的な取り組みを提案します。
○文化の多様性等への認識が高まるような取り組みの促進
○世界的な文化・文化財政策の提言・提案活動の促進
○具体的な行動のための計画づくりの促進

歴史・文化国際交流ゾーンの形成
古代首都の歴史文化を生かした国際的な交流空間の形成
○ 平城宮跡の歴史文化ミュージアムへの発展
○ 大交流時代の21世紀を先導する新たな魅力づくり
○ 日本誕生の宮都「飛鳥・藤原京」の新たな魅力づくり
○ 聖徳太子ゆかりの地「斑鳩」の新たな魅力づくり
○ 古代首都変遷の軌跡を体感できる場の創出
  地域の歴史、文化、自然を満喫できる魅力空間ネットワークの形成
○ まほろばの原風景を生かした新たな魅力づくり
○ 修験道の秘境を巡る新たな魅力づくり
○「道や川の歴史」を生かした魅力づくり
○ 広域交通アクセスの向上
 

21世紀前半を展望しつつ、人と歴史と自然が柔らかに共生する安らぎの風土を求めて全国や世界の人々が集い、歴史や文化による多彩な交流活動を展開する場となる奈良県の創生を目指します。

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