ご挨拶

 古希の夏 ふるさとあすか ほたる観て

        わが人生は 一志一

昨年の選挙から2年目を迎え、この6月議会で新役職が決まりました。

私は、厚生委員会委員、総合防災対策特別委員会委員を務めさせて頂きます。

奈良県議会第101代議長を拝命してから4年、県会議員として26年目に入りました。

常任委員会・特別委員会とは別に、県南部の議員による奈良県南部発展に力を入れる

「県議会南部振興議員連盟」の会長として、7期目も頑張ってまいります。

山下知事が、荒井前知事の大型事業を全面的に見直し、新しい事業を今年になってから

矢継ぎ早に公表しました。

私の地元橿原市・高市郡では、アリーナの建設、陸上競技場、

さとやくスタジアムの改修を議会で発表しました。

また、今年初めに何の前触れもなく

「五條市に計画されていた大規模防災施設に、ソーラーパネルを設置する」と、

記者会見で発表、これに対しては、五條市からも大反対が起こり、

地元五條市県会議員、会派議員とともに、行政に広域防災施設の必要性、

自衛隊駐屯地の誘致要望をし、橿原公苑スポーツ施設とアリーナの整備についても、

県民が望むものにするため、しっかり訴える所存です。

振り返れば、25才で明日香村村会議員になり5期15年、

その後44才で県会議員に当選して今年で25年、合わせて40年の議員生活になります。

一方で、30才で福祉事業の法人を立ち上げ、

保育園と障がい者施設を運営する理事長として今日まで歩んできました。

私は今年10月に古希を迎えます。

尊敬する人物の一人である、福沢諭吉の教え、人生七訓の中に、

「世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つことです」

また

「世の中で一番尊いことは人のために奉仕して決して恩にきせないこと」

があります。仕事とは仕えることであります。

何かに仕え、誰かのために奉仕して、そして、決して見返りを求めないで、

楽しく一生を過ごすことが大事であると、これを政治の原点だといつも思ってきました。

改めて、これまでの人生、これからの人生も、我が人生、議員職を通じて、

ふるさと奈良のために「一生初心」を胸に刻み、これからも歩みます。

最後になりましたが、皆様の今後のご健勝ご多幸をご祈念申し上げ、夏号のご挨拶とさせて頂きます。

                                     感謝